教師も生身の人間であり、家族もいます

きのこ

(30代 教員家族)2017

 


 

私の主人は中学の教師をしています。担任をもち、部活の顧問をしています。わたしが教師の過労や、部活、労働時間について、切実に考えたのは第二子が生まれた後でした。

 

当時わたしは、出産後に情緒不安定になり、出産の疲労も積み重なり、ついには不眠になってしまいました。また、第二子がとても良く泣く子でまいってしまい、ついに心療内科にかかりました。その後は実家は遠方で頼れなかったので、義実家に育児を手伝ってもらいました。義実家には感謝の気持ちでいっぱいですが、義父母とも働いていて仕事がとても忙しかったので、十分には頼れませんでした。

 

私の心が不安定で、体調もすぐれない中、ずっと泣く乳児をおんぶやだっこをしながらイヤイヤ期の上の子を世話するのは非常に苦痛でした。さまざまなところに相談しても「家族の協力をえて、とにかく休むように」と言われました。しかし、みんな仕事がやすめないので、苦しくても私が育児をするしかないのです。

 

 

 

主人は平日は22時~23時くらいに帰宅しますから、お風呂や寝かしつけも私がします。土曜日は半日部活、その後は平日にはやりきれない仕事をしてきました。私は、こんなに私が苦しい状況なのに、その間主人は部活で他の子供の面倒をみなきゃいけないと思うと、非常につらかったです。わずか数千円の手当てなら、私が代わりに他の先生に数千円を支払うから、主人の代わりに部活指導をして、主人を家に返してほしいとずっと思っていました。他の先生方は私たちの家庭を心配してくれましたが、だからといって主人のかわりに仕事や部活を代わってくれることはもちろんありませんでした。

 

今は、第二子も一歳を過ぎて、少しずつ意志の疎通もできるようになりましたので、産後一年間の苦しさは薄れてきました。それと共に不眠も改善され、今は心療内科に通わずにすんでいます。しかし、今も、子供たちが主人に会えるのは平日の5日間に、1日くらいです。夜も21時に子供が主人に「おやすみの電話」をするのが日課になっています。主人はそこから1~2時間仕事をした後に帰宅します。主人は食事をしたら、そのまま居間で疲れて寝てしまう事が多いです。

 

教師も生身の人間なので、休みなく担任も部活も、他の業務をこなすのは大変なのです。倒れてしまいます。そして、教師には家族もいるのです。教師でもありますが、子供にとっては父親です。

 

話は変わりますが、上の子の幼稚園に降園時間にお迎えにいきますが、その後にも延長して保育がある子供もいます。延長保育の時の先生は、担任をもっている先生は入っていません。必ず別の先生が入っています。担任の先生はその間は先生同士で話しあいをしたり、教室で何か制作をして、準備をしています。(もちろん幼稚園によって違うと思いますが)

 

その姿を見て、中学の教師も部活は切り離して授業準備をきちんとできるとよいのに、と思います。主人も授業準備がしっかりできないと嘆いています。

 

どうか部活のあり方について、改善してほしいです。ひとまず試合のある時以外は土曜日の部活をなしにして、教員を休ませてあげてください。そして家族の時間をもっとたくさん作らせて下さい。切実な願いです。

 




メディアの方へ

For the press or journalists

 

当サイトの全ての内容は引用可能です。

ご利用の場合は お問合せフォーム または下記メールアドレスまでご一報ください。

教員や教員家族、保護者への取材は、内容や地域をマッチングいたします。

We will offer every content in our site to you for publishing on your media.

If you would like to cite our contents,

please notify us in advance by Contact Us or the following e-mail address.

 

info@kyodo-bukatsu.net

 

教働コラムズ 

KYODO columns